HOME > MMS
MMS(モービルマッピングシステム)とは
走行しながら建物・道路の形状・標識・ガードレール路面文字・マンホール等の道路周辺の3次元位置情報を
高精度で効率的に取得することを可能にした、移動式高精度3次元計測システムです。
-
測量級の高精度
衛星可視状態において、絶対精度10cm(1σ)以内、相対精度1cm(1σ)以内を実現し ておりますので、 1/500の地図を作成できる精度を有しています。 公共測量作業規程の準則17条(豊中市様、高槻市様、神戸市様、上郡町様等)の実績もあり、公共測量にも認められた実績が多数あります。
-
効率的な運用が可能
計測、後処理共に専門的な知識無く運用可能です。計測時は、衛星不可視誤差を予測 してモニタ表示するので、衛星可視場所に移動してモニタを見ながらFIXするまで待 つなど、適切な処置を施すことができます。
-
長距離計測も効率的
面補正パラメータによるGPS補正(FKP方式)により、長距離の走行においても安定した精度が得られます。
GPS補正とは GPS測位では自然現象等により測位誤差が生じます。全国に配置された電子基準点データを用いてGPS測位データを補正することにより、正確な位置情報を得ることが出来ます。MMSでは測位誤差を広範囲にわたり均一に補正できるFKP方式を採用することで、高精度GPS測位を実現しております。
後処理ソフトに含まれる『基準点またぎ機能』を利用することにより、電子基準点位置を意識することなく、連続して計測が可能です。
各分野で利用できるMMSの成果データ
建設コンサルタント/測量業界での活用
-
トンネル調査(変位調査等)
-
轍調査(路面調査)
-
道路平面図作成
-
シミュレーション
-
看板・標識調査
-
アセットマネジメント
-
災害状況調査
建設業界での活用
-
オーバーレイでの利用提案
-
情報化施工
3次元地形データ収集 -
道路工事前後の現況調査
-
トンネル調査(変位調査等)
-
住民説明用3次元CG生成
地図業界での活用
-
絶対座標による地物データ収集
-
白線認識
-
道地物認識
-
高精度3D-GISベースマップ
インフラ業界および工場施設関連での活用
工場内施設管理
-
設備管理
-
電柱/電線調査
-
設備管理
自動車業界でのご利用分野
車両運動モデルにおける、バーチャル実証試験用、3次元リアル道路データをMMSで取得します。
走行するだけで、リアル高精度3次元道路データを取得します。
走行軌跡上のデータを取得でき、車線変更やUターン時の路面性状まで正確にシミュレーション可能になります。
走行後の道路データより以下のデータを提供します。
データピッチは、m単位、cm単位等、自由指定が可能です。
ピッチ毎の横断勾配も提供可能です。
お気軽にお問い合せ下さい